制作に関して
制作に関して
お客様に満足感を感じていただける一着をめざして以下の基本理念に基づきお仕立てしております |
制作に関して
お客様に満足感を感じていただける一着をめざして以下の基本理念に基づきお仕立てしております |
採寸
採寸
採寸に関しては、およそ24ヶ所の測定しております。
当店では特に体形の把握、採寸においてメジャー採寸プラス店主 真鍋恵勇が考案製作の"マスタースケール" という採寸器を使用しております。
従来の採寸ですとメジャー採寸のヨコの寸法(バスト・ウエスト・ヒップ寸法)のみの型紙製作をしていました。
しかしこのマスタースケールという採寸器を使用する事でタテの寸法(半身体・屈伸体・下がり肩・いかり肩)がワンタッチで何ミリまで正確に求められます 。
これによりお客様の体型をきめ細かく把握し、一番大切なお客様の正確な型紙づくりを実現した裁断が出来ます。
末永くご愛用いただけるお洋服…型紙制作・裁断
型紙制作 |
裁断 |
型紙制作・裁断
当店ではお客がお太りに成られたり、おやせに成られたりされても対応できるようにお作りする全てのお洋服に"縫いしろ"と呼ばれる余裕分の生地を付けております。
これによりお太りになられた時、修正することが可能でございます。
もちろんおやせになられても対応できます。
全体のバランスをお見立して修正しますので、安心してお申しつけいただけます。
仮縫い
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フィッティング模様 |
仮縫い縫製パート1 |
仮縫い縫製パート2 |
仮縫い
採寸・デザインが決まりましたら 後日、完成した仮縫いのお洋服を試着していただきます。この時に体型に合わせたお洋服の微調整を致します。
生地・素材&縫製へのこだわり
生地・素材
お客様に満足感を感じていただける一着をめざして以下の基本理念に基づき お仕立てしております |
採寸
採寸
採寸に関しては、およそ 24ヶ所 の測定しております。 当店では特に体形の把握、採寸においてメジャー採寸プラス 店主真鍋恵勇が考案製作の"マスタースケール" という採寸器を使用しております。
従来の採寸ですとメジャー採寸のヨコの寸法(バスト・ウエスト・ヒップ寸法)のみの型紙製作をしていました。
しかしこのマスタースケールという採寸器を使用する事で タテの寸法(半身体・屈伸体・下がり肩・いかり肩)がワンタッチで何ミリまで正確に求められます
。
これによりお客様の体型をきめ細かく把握し、 一番大切なお客様の正確な型紙づくりを実現した裁断が出来ます。
末永くご愛用いただけるお洋服…型紙制作・裁断
仮縫い
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フイッティング模様 |
仮縫い縫製パート1 | 仮縫い縫製パート2 |
仮縫い
採寸・デザインが決まりましたら 後日、完成した仮縫いのお洋服をご試着していただきます。この時に体型に合わせたお洋服の微調整を致します。
生地・素材&縫製へのこだわり
生地・素材
生地は、厳選した世界の一流生地メーカー(scabal・Dominique France・Tailor&lodge・Agona・Dunhill・Lanvin…他)をはじめ国産生地メーカーそして当店が独自考案し国内毛織工場に別注した生地を取り扱っております。
また、ご相談に応じ生地は直輸入にてお値打ち商品もございます。
芯は厳選したカシミヤの入ったカシミヤ毛芯を使用。目の細かいしっかりとした芯なので軽く耐久性があります。
芯作り
洋服作りの土台は、芯作り。当店は お客様の体型に合わせた芯を手作り しております。これにより着心地の良いお洋服に仕立て上がります。
芯の中に増す"増し芯"は…
肩と胸の部位に馬のシッポの毛を綿で手織りした "バス毛芯" を使用する事で肩崩れのない洋服作りを実現。
胸からウエストの部位に アルパカ を使用し薄くて張りがあり耐久性と軽さを実現。
そして肩からウエスト位置までに フェルト を重ねて使用し、ウエストから裾下まで軽い柔らかい綿スレキを使用することで柔らかさと軽さを実現しております。
"しっかりした芯作りは、洋服の型崩れを防ぐと共に着用後のアイロンプレスで元の着心地を復元できるというメリットがございます"
生地・素材
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裁縫芯づくり ※毛芯…当店では、フルキャンパス カシミヤ毛芯を使用しております
地のし
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「地のし」する工程を通称 ”地づめ” とも呼ばれております。
地づめ…型くずれや寸法の狂いを防ぐため、水分と熱を生地に加え、地の目を縮ませて整える事。
当店では生地の地づめを実際の洋服縫製作業の前までに3回の "地づめ" 段階を要しております。
一枚の生地の状態で地づめ (乾かす時に天日干し) する段階、お客様の型紙でパーツごとに生地をカットし地づめする段階、お客様の仮縫い後に全てのパーツをほどいて一枚状態にしての地づめ段階です。
細かい地の目を見ながらの作業ですので、人の手による熟練した技術が必要でございます。
なぜ「地のし」をする必要があるのか…
生地は、湿気を吸うことで縮みます。
着用時に汗、湿気の多い日や雨などの天候の時、そしてクリーニング。
このサイクルを繰り返す事で「地のし」の工程が足りていないと発汗やクリーニングの際、 着くずれ・型くずれを起こす原因になります。
型くずれや寸法のくるいを防ぐため、「地のし」は洋服を作る以前に非常に大切な作業でございます。
生地以外の他の素材も「地のし」
当店では、「地のし」工程を生地以外の洋服の全体芯・裏地などの付属素材にもおこないます。
そして洋服縫製作業時も衿やポケットのなど各パーツの生地を再度おこなっております。
これにより発汗やクリーニングの際、着くずれ・型くずれのない洋服になります。
縫製工程
衿のハザシ
ハザシ
胸元の衿は、ハザシと呼ばれる縫製をしております。
名前のごとく八の字に縫っていきます。
全体的にロールするように縫い、衿元辺りは、はなになるほど立ち上がるように力調整をしながら縫います。
こうする事で、美しくロールした衿を表現しています。
テープ貼り
テープ貼りパート1 |
テープ貼りパート2 |
テープ貼りパート3 |
テープ貼り
綿素材の"綿テープ"と呼ばれるテープを洋服の衿・前身ごろなどにのりでのりづけします。
すごく重要な作業で直線個所・カーブ箇所それぞれの箇所を正確にミリ単位で歪みが無いように貼っていきます。
こうする事で出来上がった時、お客様の大切なお洋服のラインがきれいに仕上がります。
はなぼし
はなぼし
上着の衿・前身ごろのはな・背のサイドベンツの箇所などに細かく糸で"はなぼし"と呼ばれる縫製をいたします。
これは大変時間のかかる作業ですが、生地の厚みを考慮しながら一針一針丹念に行います。
こうする事で、見た目にもきれいなラインを保つと共に型崩れのないしっかりしたお洋服に成ります。
かえしぼし
かえしぼし
お洋服の内側の強度を増すために衿・ボディの内側箇所に"かえしぼし"と呼ばれる縫製をいたします。
この作業により内側の型崩れを防止します。
また、フロントの部分は内巻きになるように縫製する事で、体に吸い付くように美しいロールを描きます。
衿穴・釦穴・袖切羽
ボタン穴(回し穴) |
衿穴 |
衿穴パート1 |
衿穴パート2 |
ボタン穴(平穴) |
袖切羽 |
衿穴・釦穴・袖切羽
一点ずつ丁寧に手縫いしております。
ボタン付け
ボタン付け
絶対に取れないボタン付けを心がけてお付けしております。当店のボタンの付け方は、NHKテレビさんでもご紹介して頂きました。
アイロン作業による工程
上着のくせとり
くせとり
お客様の体に合わせるうえでこのアイロン作業による"くせとり"と呼ばれる作業工程は、非常に大事に成ってきます。
体の凹凸に沿って必要な個所にボリュームがでるようにくせとりをすることで、立体的な美しいラインが実現します。
上着ですと前身頃の肩箇所に"肩ぐせ"呼ばれる作業工程をすることで、前肩が出て肩周りが機能的で良い着心地が実感いただけます。
(※このクセとりをしておかないと縦しわが出る、いわゆる"たすき"と呼ばれるシワがでてしまいます。)
前身頃の胸からウエストの部位にダーツをつまんだ後、さらにその箇所を"ウエストライン くせとり"と呼ばれる作業工程をします。
こうすることで、完成した上着を正面からみると脇の絞りが立体感がでて、スタイルよく見えます。
背中のパーツは、肩甲骨からヒップラインまでS字にクセとりをすることで体に沿った美しいラインが実現いたします。
袖は、"袖くせとり"と呼ばれる作業工程をひじ関節の箇所をくせとりすることで腕をおろしている時にきれいなシルエットを醸し出します。
パンツのくせとり
パンツですと後ろ身頃のパーツの "尻ぐせ" と呼ばれる作業工程をします。
こうする事で、ももの後ろ側からおしりのラインにきれいな丸みがでて、履いた時にすっぽりと包まれるような感触を実感いただけます。
このクセとりをしておくときれいなラインが出て履き心地よくなります 。
アイロン作業による工程上着のくせとり
パンツのくせとり
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